8日(日)、キヤノン・キャッツ・シアター(横浜・みなとみらい21地区)においてミュージカル『キャッツ』横浜公演の最終調整の通し舞台稽古が報道陣に公開された。
『キャッツ』は、1983年11月11日に東京・西新宿で初演され以来、全国8都市、のべ16公演におよぶロングラン上演を実施。総公演回数7308回、総入場者数は750万人以上と、日本演劇史上最多記録を誇るミュージカル。日本初演から26周年を迎える記念日でもある11月11日、横浜で初日を迎える。
公開舞台稽古では、横浜公演ならではの新しい舞台演出や仕掛け装置の数々が初公開された。猫たちが舞台上の舞台装置を持ち寄り、巨大な蒸気機関車を作る、鉄道猫―スキンブルシャンクスのシーンでは、横浜の街並みを感じさせるガス灯や、港街らしい浮き輪が汽車の部品として使われ、横浜バージョンの汽車に生まれ変わっていた。また、劇中、巨大な靴が降ってくるシーンでは、その靴がなんと赤色の靴に変身。横浜版「赤い靴」の登場に、報道陣や関係者からは感嘆の声が上がった。グリザベラ役の早水小夜子は、「開港150年を迎えた国際都市・横浜で、『キャッツ』は、新たな一歩を踏み出します。四季の活動拠点でもある地で、大切なレパートリーとなっているこの作品を上演できるのは大変光栄なことです。お客様にしっかりと感動をお届けできるよう、精一杯舞台を務めたいと思います。猫たちが繰り広げる奇跡のステージにどうぞご期待ください」と意気込みを語った。
ミュージカル『キャッツ』 横浜公演 公演概要
□公演期間 :2009年11月11日(水) ~ロングラン公演
□会場 :キヤノン・キャッツ・シアター
(横浜市西区高島1丁目2番3号)
□お問合せ :劇団四季 東京公演本部 03-5776-6730