先月早世したスーパースターのマイケル・ジャクソン(享年)の遺品展『MJ46 JAPAN TOUR』が9日から4日間、東京・六本木で公開される。かねてからマイケルと親交のあったイリュージョニスト、プリンセス天功がプロデュースを務め、11月21日にニューヨークで行われるプライベートオークションに出品される遺品の中から、彼女が厳選した46点が展示される。『ビリー・ジーン』で使われたグローブをはじめ、マイケルのシンボルともいえるハットやマスクなど、予想落札価格2億円以上とも言われる貴重な品々が一堂に集まる。天功は9日、同所で取材に応じ、突然の仰天告白。「私は北朝鮮の金正日総書記、マイケルは韓国の金大中大統領(当時)から南北和平を文化交流で発信できないかと相談されていた。そこで私とマイケルが司会を務め、色んな方に出演してもらうステージを南北の境界線上でやる計画を練っていた」という。「マイケルの遺志を継いでくれる人が現れれば、一緒に実現させたい」と語ったが、「マイケルの意向が入ったそのステージの台本と映像は、私の一番の宝物。私の遺品展をやれば公開されるかも」と、今のところは実現の可能性は極めて低いようだ。(撮影:高田太郎)

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