ジャニーズJr.の森本慎太郎(12)が24日、都内で主演映画『スノープリンス』の完成披露試写会に出席した。日本版『フランダースの犬』で、絵の才能を持つ貧しい少年と愛犬チビが懸命に生きる姿を描く。初主演を果たした森本は、燃えさかる炎のそばで演技をするという過酷なシーンも「すごく熱かったけど、これが映画の撮影だって思った。監督は鬼のように何度も『行け!』って(笑)。さすが何十年もやってる監督だなと思いました」と冷静に振り返り、「手応え、あるんじゃないでしょうか」とほほ笑んだ。そんな森本の演技に、共演の檀れいは「長いロケでずっとホテル住まいだったけど、自分のことは自分でやって、弱音を絶対に吐かなくって。プロだと思いました」と感心し、マイコも「慎太郎くんの真っすぐさが伝わってきて、パワーをもらった」とコメントするなど、先輩女優から絶賛され、森本が思わず照れた表情を浮かべる一幕もあった。松岡錠司監督(49)も「撮影が進むにつれて、映画作りがいかに真剣なのかわかってくれた。(撮影の)後半は、同じ目標を目指す同志だった」とこちらも森本の役者魂に感心した様子だった。