堂本光一(30)と堂本剛(30)のデュオKinKi Kidsが6日、東京・目黒区大橋の池尻大橋駅近くにある大橋Junction(ジャンクション)でシークレットライブを開いた。約2年ぶり11枚目のオリジナルアルバム『Jアルバム』発売(9日)を記念した企画で、キンキのリリースイベント登場は2003年の『Gアルバム』以来6年ぶり。
ライブは、らせん状に山手トンネルと首都高3号渋谷線を結ぶ同ジャンクションの地下37メートルに特設ステージを作り開催。照明が作る幻想的な雰囲気の中、2人は『スワンソング』などアルバム収録の4曲を披露した。
アルバムタイトル「J」にちなみ、来年3月の開通予定の同“J”unction(ジャンクション)を開催地に選び、首都高速道路と10月ごろから交渉。壊さないこと、ハイヒールなどの履物は履かないとの条件で許可が下りた。超異例のライブ会場に剛は「こんな場所で歌うとは、かなり無謀なトライですね。なかなかできない」と仰天。光一は「ジャンクションには『つなぐ』という意味がある。これからもファンとの“つながり”を大事にしていきたい」とデビュー12年目の決意を新たにした。