09年8月から、解散報道をされ続けていた東方神起。NHK紅白歌合戦でのパフォーマンスは、ファンの不安に更なる追い打ちをかけた。解散の原因となっているのは、事務所との関係悪化。彼らの所属する韓国のSMエンターテイメントとの契約が不公正契約だとしてメンバーのうち3人は新事務所へ移ったのだ。ジェジュン、ジュンス、ユチョンの3人は新事務所、ユンホ、チャンミンはそのまま残っている状態である。
事務所が違うことからも両者の関係は次第に悪化してもはや「修復不可能」といわれている。31日、韓国の人気グループ・東方神起がNHK紅白歌合戦に出場。出演中メンバーは目も合わせず、SM側に残っているユンホとチャンミンの2人はパフォーマンスにも精彩が無かった。デビューから5周年、日本に進出して4年目となった2009年は、東京ドームでの単独コンサートやレコード大賞で優秀作品賞を受賞するなど、東方神起にとって輝かしい一年となった。しかし、2010年早々、所属事務所との確執が報じられた8月から広がっていた解散説は、ここにきてさらに現実味を増してきた。これについて東方神起が所属するSMエンターテインメントと日本のエイベックスは「事実無根」、また、エイベックスは「日本では5人体制活動していく」とする正式な立場を示しているが、本当に人気絶頂の東方神起の5人をこれからも舞台で見ることができるのか、これからも目が離せない。(撮影:小山伸正)