映画『サヨナライツカ』のジャパンプレミアが19日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われ、主演の中山美穂(39)と西島秀俊(38)らが出席した。中山美穂12年振りの主演作となる本作は、中山の夫・辻仁成(50)の同名小説を、『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が映像化した究極のラブストーリー。欲望のままに生きてきた沓子(中山)は、夢に向かって生きるエリートビジネスマンの豊(西島)と出会い、激しい恋に落ちる。しかし、豊は結婚を目前に控えていた。愛することこそが本当の愛だと気づいた沓子は、豊を愛し続けると決め、25年後のバンコクで、運命の再会をする……という物語。中山は「愛するというのは、孤独を選んだということ。私は沓子の強さが好き」と話し、「この映画を見て愛や『岐路』について、色んな方と語りあって取ってほしい」とPRした。西島は「ウエディング姿の美穂さん、ベッドシーンの妖艶な美穂さんどっちも美しいですよ。楽しみにして下さい」とニヤリ。また、この日はサプライズゲストとして歌手の中島美嘉()も駆けつけ、主題歌『ALWAYS』を熱唱。中島の生歌を聞いた中山は「この映画にピッタリ。本当に感動しました」と涙を流し、西島からもらったハンカチで涙を拭くという一幕もあった。(撮影:鈴木高宇)