14日、日比谷パティオにて『パレード』の公開に先駆けて、ヒット祈願パレード&トークイベントが行われ、俳優の藤原竜也(27)、小出恵介(25)、林遣都(19)、女優の香里奈(25)、貫地谷しほり(24)、が登場した。本作は、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督の作品で、ルームシェアをする5人の男女を通して、現代に生きる若者たちが抱える闇と歪みを描いた青春群像劇。原作は、芥川賞作家・吉田修一の同名小説。同作はドイツで開催中のベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品。出席するのは行定勲監督のみのため、キャストは用意された高級リムジンから現れ、レッドカーペットをパレードし“ベルリン気分”を堪能した。レッドカーペットを歩くキャストに向かい、会場に駆け付けた約1000人の観客は大声援を送った。藤原は作品について「本当にこの作品はどっしりとした良き日本映画だと思っています」と自信をのぞかせ、海外の観客も楽しむことができる作品であることをアピールした。実際に藤原自身「ベルリン行きたかった」と本音を打ち明け、残念そうな表情を見せた。(撮影:加治屋誠)

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