英俳優のヒュー・グラント(49)が3月1日、都内で主演映画『噂のモーガン夫妻』の来日会見を行った。大歓声と共に迎えられたヒューは「誰も来ないんじゃないかと心配だった」とおどけつつ日本語で「アイシテマス」と挨拶し、ファンを熱狂させた。映画は、ニューヨーク在住のセレブ夫婦が、夫(ヒュー)の浮気によって離婚寸前となるが、何とか夫が妻(サラ・ジェシカ・パーカー=44)の気持ちを取り戻そうと奔走する姿をコミカルに描くラブコメディ。映画にちなんで、報道陣から「日本では“浮気は文化”と言われるが」と問われ、「英国では男は他の女性とのセックスよりもメス犬に興味がある」とジョークで沸かせた。浮気がバレたときの解決策については、「経験上、仲直りしても嫌な気持ちはずっと消えない。不正は働かないこと」と提言。過去には怒った女性から、英国アカデミー賞のトロフィーで殴られたこともあると明かし、「ケンカをしているときの女性は怖い」と笑わせた。さらにゲストとして登場した鳩山幸首相夫人(66)は「浮気したけど、妻が好き。」というキャッチコピーに対し、「それとこれとは別」とコメント。これを聞いたヒューは、「見た目はとてもステキなのに、許してくれないんですね。また怖くなってきました」と、茶目っ気たっぷりに語り、さらに会場を盛り上げていた。(撮影:江口明裕)