8日、東京港区のグランドプリンス新高輪で、俳優の加山雄三(73)のデビュー50周年を祝う会が行われ、芸能関係者ら約1500人が出席した。映画『若大将』シリーズで共演した星由里子(67)と腕を組んで登場した加山は「多くのファンの方に支えられ、この場に立っているのだと思います。心から感謝します」と挨拶。加山は「長いですよ。相当長かったなと思います…。借金まみれになったり、上り坂も下り坂もあった、まさかの人生でした」としみじみ。今もなお、若大将と呼ばれるのは「孫がいるから実際は『ジジ大将』ですけど、若大将はニックネームですから。(演じた主人公の)生きざまや心が好きですし」と永遠の若大将は自他ともに認めるところのようだ。祝う会では、生ライブも行われ、加山の掛け声のもと集まった、さだまさし(57)や南こうせつ(61)ら若大将ファンの歌手が参加したスペシャルユニット『加山雄三とザ・ヤンチャーズ』が、デビュー曲で盛り上げた。ライブの最後に加山は、デビュー50周年記念アルバムを5月26日に発売することも発表した。(撮影:柴田悟)