5日、東京・有楽町で行われた映画『ボックス』の中高生限定友情試写会に俳優の市原隼人(23)、高良健吾(22)、映画でボクシング部員を演じた児玉宣勝(28)、斎藤嘉樹(19)、三浦アキフミ(28)、川並淳一(23)が出席した。市原は集まった600人の中高生に「(中高生のころは)この先どうなるのかなあと、常に焦ってた。自分のためだけに頑張れるという時期は学生のうちだけ。今が一番楽しい時期のはず」とエールを送った。また、悩み相談コーナーで「親友と好きな人が同じでどうしたらいいか」という質問が出ると「諦める理由はない。好きだったら好きでいい『俺もあいつのこと好きなんだよね。勝負だね』って」と答え、「かっこいい!!」と歓声が沸き上がった。最後には「自分のために生きて行ける時って、学生時代しかないから。本当に楽しんで欲しいと思う!」とアドバイスした。同作は、大阪の高校体育科に通うボクシング部のエース・鏑矢義平(市原)と、鏑矢の強さにあこがれボクシングを始める幼なじみの努力家・木樽優紀(高良)の青春と友情を描いた物語である。(撮影:加治屋誠)