08年12月に飯島愛さん(享年36)からもうすぐ丸2年。産婦人科医の赤枝恒雄医師(66)のもとに、飯島さんの実父から「もうすぐ3回忌だけど、愛の笑った写真を持っていない?」と連絡があったという。
飯島さんは亡くなる1カ月前まで彼の自宅兼仕事場である診療所に住み込んでいた。3カ月間、赤枝医師は精神的に不安定だった飯島さんと同居しサポートしていたのだ。彼女は周りにいつも笑顔を振りまく反面、3~4日間、部屋に閉じこもることもよくあったという。
最後に会ったのは、2人が性感染症とエイズについての講演会を行った9日後のことだった。夜中に突然やってきた彼女は、何も言わずただベッドの上に座っていたという。そして明け方になると「もう大丈夫だから…」と言って帰っていった。
現在、赤枝医師は日々の医師業に加え、街角女性無料相談や、無料のエイズ検査を行っているという。”エイズを無くしたい”という飯島さんの遺志と最後の3カ月同居生活を本誌で独占告白!