8日、東京・渋谷のNHKで、スペシャルドラマ『さよなら、アルマ 赤紙をもらった犬』の制作発表会見が行われ、出演者の勝地涼(24)、仲里依紗(21)、玉山鉄二(30)、小泉孝太郎(32)、池内博之(34)、やべきょうすけ(37)、吉田智則(35)、阿部亮平(30)、足立理(22)、颯太(22)、馬場徹(22)、白倉裕二(25)、鈴之助(26)、が出席した。同作は、作家・水野宗徳(38)の同名小説が原作。主人公の太一(勝地)がアルマという名のシェパードを軍犬として育て上げ、アルマは戦場に向かう。その1年後、太一は軍犬の訓練士としてアルマのいる満州へ渡り、想像を超えた戦争の現実を目にするという物語。犬との共演を振り返り「直前まで『待て』『お座り』と世話をしながら、本番では(自分も犬も)感情を高ぶらせて演技しなければいけなくて…。切り替えが大変だった」と撮影を振り返った。また、「戦争って教科書とかで読むと何万人死んだとか悲しいことばかりが先行してしまうけれど、ドラマを演じて1人1人の歴史を感じた。そこには当たり前のように笑顔があったことにも気づいた」と話した。ヒロインの女教師を演じた仲は、「私は家でワンちゃんを抱っこしながら泣きながら見た。皆さんも涙を流しながら見てほしい」とアピールした。放送は、同局で18日の21時~22時18分まで。(撮影:横山孝行)

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