2月9日に東京・ニッショーホールで映画『高校デビュー』完成披露試写会が行われた。舞台挨拶には溝端淳平(21)をはじめとする大野いと(15)、菅田将暉(17)、逢沢りな(19)、古川雄輝(24)、宮澤佐江(20)(AKB48)といったキャスト陣と英勉監督(43)、原作の河原和音(32)が出席した。物語は、クールな恋愛上級者の先輩が、部活一筋だった主人公の少女の“モテコーチ”になることによって、主人公が恋愛デビューする青春ラブストーリーである。自身が演じた役について溝端は「今までやったことがないくらいクールな役で、今から見るお客さんのためにもあまりそのイメージを崩さない方がいいのかなと思い、(今)必死に演じさせてもらってます」と恐縮気味に挨拶した。AKB48の宮沢は「この映画のためにショートカットにした。たくさんの思いがこみ上げて来て、最後はポロリと来てしまった」と撮影を振り返った。バレンタインについて、溝端は「『甘いものが苦手』とカッコつけたら、その年はチョコ0個だった」と会場を驚かせた。その直後にサプライズで、大野から壇上でチョコを渡されると、「よかった、生きてて!」と満面の笑みで喜んでいた。(撮影:柴田悟)