9月26日、東京・丸の内ピカデリー1で、映画『一命』の完成披露舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には、歌舞伎俳優の市川海老蔵(33)、俳優の瑛太(28)、女優の満島ひかり(25)、三池崇史監督(51)が登場。立ち見も含め約900人のファンを前に、黒のタキシード姿で登場した海老蔵は「三池監督の下、スタッフ・キャストがひとつになって作った作品を、みなさんに見ていただけることを嬉しく思っています」と挨拶すると続けて昨年11月の飲酒トラブルについて「私事ですが、ご心配をお掛けして申し訳ごさいませんでした」と無期限謹慎となったことを陳謝し「たくさんの方からご叱咤や声援をいただきました。新たな気持ちで精進して参ります」と新たな決意を語った。本作は、今年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されていて、三池監督と瑛太が同映画祭に出席。そのときのことについて瑛太は「あるシーンでは席を立たれる人もいましたが、ここでは3Dメガネを外してもらえればボンヤリしていいのでは」と、痛そうなシーンを直視せずにすむ方法を示唆したが三池監督に「ちゃんと見て」と突っ込まれ、笑いを誘った。(撮影:高田太郎)

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