10月1日、東京・浅草の浅草寺で『第65回赤い羽根共同募金中央行事』のイベントが行われた。イベントには子役の芦田愛菜(7)、大関に昇進した琴奨菊(27)らが登場した。
10月1日よりスタートした平成23年度の共同募金運動では、地域の福祉活動を支援する『赤い羽根共同募金』のほか、故郷を市区町村まで選んで募金できる『ふるサポ』、東日本大震災の災害ボランティアやNPO活動を支える『ボラサポ』の3つの制度を展開をしていく。
会場に登場した芦田が「きょうは頑張ります」と笑顔でガッツポーズを決めると、集まった約3000人から大きな拍手と歓声が上がった。挨拶の後は、芦田も街頭募金に参加し、約10分間にわたり協力を呼びかけ、募金を行った人へ「ありがとうございます」と赤い羽根を手渡した。
募金を呼びかけた芦田は「赤い羽根共同募金は地震のときにも役立っているってわかりました。今日は募金のボランティアに参加してすごく楽しかったです。たくさんの人の役に立てればと思います」と笑顔で語った。琴奨菊は社会福祉活動に参加したことで、大関の地位と責任を自覚したそうで「助け合うことが日本の良さ。これからもこういう活動をやっていきたい」と語った。(撮影:高田太郎)