11月30日、渋谷の観世能楽堂で、映画『源氏物語 千年の謎』のイベントが行われた。イベントには、主演を務めた生田斗真(27)、音楽家の東儀秀樹(52)が登場した。
イベントで、生田は『青海波』という雅楽の舞を披露した。『青海波』は祝賀会などおめでたい席で、2人1組で踊ることで知られている。300人の女子大生の前で披露し、魅了した。
制作費1000万円といわれる衣装を着て舞った生田は「自分のような者が立てる場所ではないので、厳粛な気持ちで受け止めています。1年ぶりに踊って、ドキドキしながら新鮮な気持ちで踊りました」と緊張したようであった。
一条天皇を演じた東儀は「雅楽師になっちゃえば」とラブコールされた生田は「とんでもないです」と恐縮しながらも、うれしそうな表情であった。ファンから「光源氏のようにいろんな人と恋に落ちたい?」と質問されると、「たくさん…恋はしたいです。あれだけたくさんの女性を魅了した光源氏は魅力的なので」とタジタジ。「汗かいた~」と舞を披露するより緊張したそうだ。