地下鉄サリン事件、松本サリン事件などの実行犯・遠藤誠一被告の死刑が確定したことで、一連のオウム関連の刑事裁判が終結した。そんな中、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚が愛した女たちの今が、次々に明らかとなった。

美人幹部E・I(51)もその一人。かつては、松本死刑囚の寵愛を一身に受けていたが、その後は悲惨な生活を送っているという。

「彼女は今、東京郊外にある実家で親と暮らしています。服役中に脳出血で倒れ、現在も後遺症が残っており、車いすと杖が必要な生活をしています」(公安関係者)

松本死刑囚の妻T・M(53)と子供たちは、一家離散で流転生活。T・Mは現在、心の病気を患っているという話も。

また、オウム真理教の金庫番だった“女帝”H・I(51)は、松本死刑囚との間に双子を含む3人の子をもうけたが、子供たちとは暮らしておらず、神奈川県近郊で父親と2人で暮らしているという。

元オウム真理教被害対策弁護団の滝本太郎弁護士はこう話す。

「オウムに関わった女性たちは、家族と和解し、支えられて過ごしている人が多い。その一方で、教団から抜け出したものの人間関係がギクシャクしてしまい、孤独に暮らしている人もいます。そういう意味では、多くの女性たちの人生を狂わせたことは事実でしょう」

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