12月5日、東京・台場のフジテレビで、同局のスペシャルドラマ『悪女たちのメス』の完成披露試写会が行われた。試写会の舞台挨拶には女優の仲間由紀恵(32)、瀬戸朝香(34)が登場した。
本作は現在と過去の2つの死をめぐる本格サスペンスで、約12年ぶりの共演を果たした仲間と瀬戸はともに悪女を熱演している。クールな天才脳外科医・桧山冬実役の仲間は
「冬実は人の命に優先順位をつけてしまう医師で、初めに台本を読んだときは『なんて医者なんだ』と思いました。しかし、そんな彼女がどうして医師として高い志を持ち続けているのか、彼女の胸の内はどうなっているのか、私自身も引き込まれていきました」と役柄について語った。
仲間演じる脳外科医と対立する医療コーディネーター役の瀬戸は、同作が出産後の初のドラマ出演。
作品について「どうなっていくんだろうって引き込まれて、みんなが怪しくて誰が犯人か楽しんで観ることができました」とアピールした。
取材陣から互いの悪女ぶりを問われると、仲間は「12年前に共演した時もさわやかだった」と振り返り、瀬戸が「知らないだけだよ」と答え、笑いを誘った。(撮影:柴田悟)