放送45周年を迎えたいまも視聴者を笑わせているご長寿番組『笑点』。息のあった絶妙な駆け引きはおなじみとなっているが、楽屋でも“噺”が止まることはないようだ。
番組裏で語られている内容とは。司会者の桂歌丸(75)と三遊亭円楽(61)に聞いた。
歌丸「楽屋の話題でいちばん多いのは、カミさんの悪口。これは、独身の昇太さんを除いて全員言っているね」
園楽「いまは、たい平が“恐妻キャラ”ですけど、みんな楽屋で悪口をいっているくらいだから、家ではカミさんに文句一つ言えないの」
歌丸「言おうものなら大変だよ。出刃包丁を持って追っかけられる」
園楽「でも、師匠(歌丸)は“恐妻家”ではないんだな。師匠が、家のことは全部おカミさんに任せているんでしょ? おカミさんは『亭主元気で留守がいい』と」
歌丸「そうそう。それが夫婦円満の秘訣だね」