“子役の成功がドラマの成功”といわれるほど、ドラマにとってなくてはならない存在となった子役たち。’11年はNHK紅白歌合戦にも登場し、芦田愛菜(7)と鈴木福(7)の“マルモリコンビ”がテレビを独占したのはご周知の通り。
「でも、子役の旬の時期は短いんです。おととしブレークした加藤清史郎くん(10)も『あれ、こんなに大きくなっちゃって』みたいな(笑)」
そう話すのは、コラムニストのペリー荻野さん。彼女によれば、子役がブレークする年齢は7歳だという。
「愛菜ちゃんも福くんも、そしてドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で一躍ブレイクした本田望結ちゃんも7歳なんです。幼さいっぱいながら、かつ台本が理解できるようになるひとつのピークが、この年齢と言えるのかもしれませんね」
そこで、ペリーさん独自の視点で愛菜ちゃん&福くんに続く、期待の子役を上げてもらうことに。まずは、前出の本田望結(7)ちゃんについて、こう太鼓判を押す。
「『家政婦のミタ』で見せた、家族を石にたとえて、泣きながら拾って缶に納めるシーンなんて、大人にも難しい演技。それをちゃんと心情を理解して演じています」
そして男の子では、青木和也(7)くん。ドラマ『美しい隣人』(フジテレビ系)に出演していた実力派子役だ。
「壇れいの息子役を演じていた姿が印象的でした。育ちの良さが、画面からも伝わってくるのが魅力ですね」
他にも実直派ぞろいの子役たち。2012年、ブームの“主役”となるのは、はたして誰か?