「入院したデミ・ムーアさんですが、報じられた原因は『てんかん性の発作を起こした』『拒食症の治療を受けている』『薬物の過剰摂取だ』などいずれも深刻なものでした」(米映画関係者)

 1月23日、ロスの自宅から救急車で運ばれたデミ・ムーア(49)。所属事務所は「デミは現在、大きなストレスを抱えており、健康を回復するため専門家に助力を求めることにしました」と説明しているが、何が彼女をそこまで追い詰めたのか――。

「昨年11月、16歳年下の夫・アシュトン・カッチャー(33)と離婚したことが、いちばんの原因です。夫が浮気していたことが発覚した末の離婚でしたからね。彼女のショックは相当なもので、摂食障害から激やせし不眠症になっていたんです」(テレビ局関係者)

さらに、彼女は偏執病の症状に悩まされていたという。偏執病の病状として有名なのが、異常な自己愛と独占欲に心が支配されてしまうこと。「アシュトンも、彼女の独占欲から逃げたかったのかもしれません」と前出・テレビ局関係者は囁いているが……。

「以前、デミは『この世で何が怖いかと言えば、自分が愛される価値のない人間だと気づかされてしまうこと』だと話していました。アシュトンの浮気を知った彼女は『自分には価値がない』と思い込み、うつ状態になったそうです」(前出・米映画関係者)

そんな彼女を勇気づけたのは、2番目の夫のブルース・ウィリス(56)との間に生まれた3人の娘たちだった。“ウィリス似”の娘たちは、打ちひしがれる母を励まし続けたという。

「娘たちは『私たちは永遠にママを愛している。どんなことがあってもね』と勇気づけてくれたそうです。その言葉に心の安寧を得たデミは、積極的にカウンセリングも受けるようになりました。彼女は『家族に感謝している』と漏らしていましたよ」

入院から2日で退院したデミ。向かった先は、愛する娘たちのもとだった――。

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