視聴率16%超の連ドラ『ストロベリーナイト』。その主役、”姫”こと女警部補・姫川玲子を演じる竹内結子を評し、「彼女が全力で玲子を演じてくれているのが嬉しいですね。生身の玲子について原作者の僕よりも長く考えてくれている気もします」と太鼓判を押すのは、累計186万部突破の姫川玲子シリーズの生みの親である原作者の誉田哲也さんだ。

「昨年末に彼女と雑誌対談があったのですが、せっかくなのでプレゼントを持っていこうと思いまして。ドラマの最終章と同じタイトル、スティングの『ソウルケイジ』というアルバムCDを贈ろうと、ネットで注文したんです。でも対談の直前になっても届かない! 慌てて、いつも取り寄せているお気に入りの芋焼酎をプレゼント用袋に入れ、リボンをかけて。『お湯割りでどうぞ』と言って渡しました。喜んで受け取ってくれました」

年明けの1月5日にはドラマの特別試写会があり、そこで誉田さんはアルバム『ソウルケイジ』を無事、渡せたという。だが、そのときこんな仰天エピソードが……。

「竹内さんは笑顔で、『この前いただいた芋焼酎、おいしくて一晩で飲んじゃいました♪ 私もお取り寄せしようかな』と言ってくれて。お酒、けっこう強いんだなって、ちょっとびっくりしましたけど、嬉しかったです(笑)」

最後に原作者から見て、ドラマの隠れた見どころは?

「姫川役の竹内さんはロングヘアをいつも下ろしています。でも警察手帳の写真では、髪をアップにしていてこれがすごく可愛いんです! 僕はひそかに撮影終了時にその手帳を狙っていたんですが、竹内さんご本人が『この警察手帳、記念にもらおうと思っているんです』と。残念ながら入手できませんでした(笑)。ドラマは原作者の僕が見ても『なるほど』とうなる出来です。ただ、一点、どうしても気になることが。それは、菊田役の西島秀俊さんがいい男すぎること。玲子がほれちゃうんじゃないかって心配ですね!」

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