昨年10月からはじまった水谷豊(59)主演の『相棒シーズン10』。第14話までの平均視聴率は16.2%と相変わらずの人気を誇っているが、2月7日、突然、”相棒”及川光博(42)の卒業が記者会見で明らかになった。
「今回の降板は、ミッチーの振る舞いが水谷さんの逆鱗に触れたからからですよ。現場で水谷さんは”殿”扱いですから」と語るのは、テレビ局関係者。及川に卒業が言い渡されたのは、昨年の秋だという。
「ちょうどミッチーの相合傘デート騒動があった直後ぐらいですね。それまで水谷さんとミッチーは仲良く話していたのに、急に会話をしなくなりましたから。愛妻家の水谷さんは、彼の軽率な行動が許せなかったみたいです」
相合傘デートとは、『女性自身』2011年10月11日号で報じたもの。相手は妻の壇れい(40)ではなく別の美女で、6時間もデートを楽しんでいたという。及川の降板を共演者たちが知ったのは、最終回の台本からだった。ドラマスタッフはこう振り返る。
「最終回の台本は2月初旬に出来上がったんですが、その内容を見て、その場にいた共演者やスタッフたちが仰天しました。そこには、ミッチーへの非情な仕打ちが書かれていたんです」
最終回のシナリオは次のような内容だった――。水谷演じるキャリア警部の杉下右京と、及川演じる後輩刑事の神戸尊が、ある問題で意見が対立。神戸は、強く反対する右京の意見を押し切って、ある人物を誘拐してしまう。その勝手な行動に上司の右京は激怒。そして、神戸は他部署への左遷を命じられ、相棒の2人は解散する……。
「水谷さんとミッチーの関係が冷めきっていたのは以前から感じていましたが、冷酷な終わり方ですね。台本には当然、水谷さんの意向も反映されているはずなので……」(テレビ朝日関係者)