「答弁に困り果てた田中直紀大臣は、防衛省の幹部に『申し訳ないが、誰か私の代わりに答弁してくれないか』と真顔で頼み込んだそうです。さすがに、これには幹部たちも”大臣、それは無理です”と困っていました」(民主党関係者)
トンデモ発言を連発し、防衛大臣に就任してわずか1カ月足らずで”おバカ大臣”のレッテルを貼られた田中直紀防衛大臣(71)。これまでは妻の強烈なキャラクターの陰に隠れ、印象が薄かった直紀大臣だが、日本一の猛妻といわれる真紀子議員との夫婦生活は、どのようなものなのだろうか。民主党関係者は続ける。
「妻の田中真紀子議員(68)は機嫌のいいときは直紀さんを”父ちゃん”とか”パパ”とか呼んでいます。しかし、何か気に食わないことがあると”あのクズ”と、まるで人が変わったような言い方になります」
直紀大臣の父は旧内務官僚で、後に代議士となった故・鈴木直人氏。政治家の家に育った直紀大臣は、慶応大学法学部卒業後、サラリーマンを経て、’69年、28歳のときに真紀子議員の父・田中角栄元首相に気に入られ、田中家に婿入りをした。
「直紀さんは最近のお酒の席で『義父(角栄氏)に政治家にならなくていいと言われたから結婚したんだ』『ママが新妻らしく優しかったのは、ほんの数カ月だったな』などと漏らしていました」(真紀子議員の元秘書)
結婚早々から尻に敷かれまくっていたという直紀大臣。今も、とことん真紀子議員に対して従順で、すべては妻の言いなりだという。真紀子議員の元秘書はこう続ける。
「直紀さんは人前で『私たちは結婚以来43年、一度も夫婦喧嘩をしたことがない』と自慢していますが、真紀子さんに逆らえないから喧嘩にならないだけ。直紀さんは真紀子さんのロボットのようなものです。この関係は結婚当初から変わっていません」