2月18日、都内で、『アフロ田中』の初日舞台挨拶が行われ、松田翔太(26)、佐々木希(24)、インパルスの堤下敦(34)、松居大悟監督(26)が登場した。
本作は、シリーズ累計400万部を超える人気漫画を映画化したもので、天然アフロヘアーで童貞の24歳、田中広が彼女を作るべく奮闘する姿をコミカルに描いている。巨大なアフロヘアーの主人公を演じた松田は、観劇後の客席を見渡し「お客さんの表情が半笑いなので成功かな」とにやりと笑った。
ヒロインを演じた佐々木は「松田さんがアフロを被って変な動きをしていらしたので、こらえ切れず何度も笑ってしまいました。そしたら松田さんも笑ってしまって」と、撮影中のエピソードを披露した。これに対して松田は「アフロの威力はすごい! 魔法の髪型です」と、満足げな顔で答えた。
原作漫画の大ファンという松田は、主演のオファーを受け取ったときのことを「ビックリしましたし、『田中』ができるか心配で悩んだ時期もありました」と話した。また、同い年の松居監督を「彼が童貞というところに説得力がありました。こいつとなら一緒にできるぞという思いでした」といじると、会場は大爆笑だった。(撮影:柴田悟)