2月20日、都内で、KinKi Kidsの堂本剛(32)がライブを映画化した『平安結祈 heianyuki』の完成披露試写会を堤幸彦監督(56)とともに行った。
同作は、堂本が11年9月2~4日に行ったライブ『堂本剛2011平安神宮ライブ』の中から9月4日に行われた公演の映像を映画化したものである。堂本は「まずは、音楽を超えた音楽というものを表現したくて、そしてその場所で僕が生きていたという瞬間を撮ってほしいなという思いがあったので、『お忙しいかな』なんて思いながら堤さんにお声かけさせていただきました」と笑顔で語った。
当初は映像に残すだけで、映画化の予定はなかったそうだが「ライブが終わった後に『これ、映画化したら絶対おもしろいのに。映画化できたらいいね』って話をなんとなく監督やスタッフとしていたら、じゃあ映画化しましょうかってなって」と経緯を説明した。
堤監督は2人の関係性を「変な言い方をすれば親子のよう。久しぶりに会った親が息子のために何かするってことですから、気合いが入りました」と話し、堂本も「迷ったときに息子が親に相談するような、道標のようなものを作ってもらった」と互いに信頼を寄せているのがうかがえた。