婚活サイトで出会った男性3人を殺害したとされる”魔性の女”木嶋佳苗被告(37)。27回におよぶ公判で明らかにされたのは、木嶋被告の18人におよぶ男性遍歴だった。

高額の愛人契約を複数続けながらデートクラブにも手を伸ばしていたという木嶋被告。法廷で、セックスを褒められたことはあるか? との弁護士の問いに「具体的には……。テクニックよりも本来持っている機能が高いと……」と衝撃発言を展開していた。

リサイクル業経営のS・Fさんとの場合、「月20万円の契約で事務手伝いをしてほしい。家事が上手な方」という採用条件だったが、木嶋被告は翌月から月100万円以上の援助を要求。6年で1億円近い額を受け取った。S・Fさんとは肉体関係がなかったという。

公判では弁護士が、どうしてそこまで彼が援助してくれたのか? と聞くと「うーん、面接のとき私が素朴で地味だと思っていたつもりが、実際雇ってみたら一般の価値観から離れた特殊な女性だとわかって、それが楽しかったんじゃないかと。こんなに奔放だと思わなかったと言われました」と淡々と説明していた。

そんな木嶋被告が、法廷で自ら明かした初体験は、まだ北海道に住んでいた高校2年生のとき。相手は当時40代のMさんだった。実はなんと木嶋被告、このMさんの指示で窃盗事件を起こし、保護観察処分を受けている。知人の家から通帳と印鑑を持ってくるよう彼から言われ、約800万円の搾取に協力。初体験の相手の指示で、初めての犯罪にも手を染めていたのだった。

婚活サイトで知り合った大出さんには、学費支援の名目で援助をせまった。埼玉県富士見市の駐車場で、練炭の一酸化炭素中毒のため遺体で発見された彼について、木嶋被告は悪びれることなく「私、地味な顔の男を選びすぎたかも……。私が与えられることも多いと自負していたので、お金をもらうことに抵抗はありませんでした」と供述。その罪の意識のなさと、男性に対しての”上から目線”発言に、裁判官も唖然とした様子だった。

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