2月25日、都内で、農林水産省『フード・アクション・ニッポン』の『2011年度こども食料セッション こども食料大使任命式』が行われ、人気子役の濱田龍臣(11)が任命され、イベントに出席した。
イベントは、同活動の推進本部が日本の農業や食料自給率の現状について若い世代に問題意識をもってもらおうと、2010年より実施しているものである。第3回となる本年度は12名の『こども食料大使』が選出され、同セッションで農業や食べ物について意見交換し、問題解決のためにどうすべきかまとめた活動方針を発表した。
こどもたちの多くは、自身の農業・漁業体験を通じて、食べることの楽しさと尊さを再発見している。それらを多くの人に知ってもらうにはどうしたらよいかアイディアをまとめた『こども食料大使』の活動方針は『自分たちで野菜を創る体験をします』『地元の旬のおいしいものを選んで楽しく食べます』『国産食材の料理を学校や家でチラシや絵を使って紹介します』の3つである。
濱田は「大使として、お母さんが作ってくれたごはんや学校の給食などを残さずに食べるようにします」と話し「家の近くで採れた食べ物を使って、料理にチャレンジします!」と意気込みを語った。(撮影:小山伸正)