3月中旬の午前、都内の自宅から、市川海老蔵(34)と小林麻央(29)が出てきた。2人はそのまま歩きだし、散歩にでも行くようだ。笑顔で話している。自宅から少し離れたところに来ると、どちらからともなく寄り添って、手をつないで歩きだした。近くの公園のほうに向った2人が戻ってきたのは約1時間半後。それまで談笑しながらずっと手を握りあっていたが、自宅近くになると、サッと離れたのが印象的だった。
海老蔵は現在、東京・浅草で『三月大歌舞伎』に出演中だが、その日は久しぶりに午前中の公演が休みだった。以前から海老蔵は散歩をよくしていたが、それは舞台の台詞練習を行うためで、記者もひとりで険しい顔をしながら、ブツブツと口を動かしながら歩く海老蔵を何度か目撃している。しかし、まるで新婚夫婦のように妻・麻央を気遣い、手をつなぐ姿を見たのは初めてのことだった……。
海老蔵が西麻布でトラブルに巻き込まれたのが2010年11月。ちょうどそのころ、麻央は長女の妊娠がわかったばかりだったという。麻央は事件発覚後、常に何かに怯え、げっそりとやつれていた。歌舞伎関係者によると、今の海老蔵は、長女・麗禾ちゃんの育児を積極的に行っており、お風呂に入れてあげたり、おむつ替えなども慣れない手つきで頑張っているという。城下尊之レポーターは、そんな彼の”変心”の理由をこう語る。
「海老蔵さんは最近、一部週刊誌でまた夜遊びを再開したと報じられました。しかし、彼はその報道にひどく怒ったといいます。『夜遊び? もう今は控えているよ。2度と麻央を泣かせたくないからね……』こんな話を友人に漏らしていたみたいです。さらに海老蔵さんは『みんなが後継ぎの男の子の顔を見たいというから、また麻央と頑張るよ』と子作り宣言をしたとも聞きました」