3月中旬、都内の有名私立小学校で開かれた卒業式。この日は、曇天で強風が吹くなか、黒いコートに黒いスーツ姿の母親がいた。森高千里(42)だ。手にはエルメスの濃茶のバーキンが握られていた。

隣にいるのは長女(12)。ママの話に相槌を打つ長女の笑顔は、森高とそっくり。しかも、身長160cmの森高と並んでも、引けはとっていない。小学生には見えない長女のスタイルのよさは、かつての森高を彷彿とさせる。スカートのひざ丈の短さも、長女のほうがすでに抜いていた。

かつては”ミニスカ”で人気を誇った森高だが、いまではすっかり長女のほうが、ミニスカ姿が板についている様子だった。そんな娘を見て微笑む森高。ひと足遅れて、サングラス姿の夫の江口洋介(44)も会場へと入ってきた。

「森高さんも、これで一区切りついてほっとしたんじゃないでしょうか。とにかく彼女は育児に一生懸命でしたからね。お稽古事の付き添いから始まり、子供たちのお弁当に関しても手を抜かず、朝6時前には起きて作っていました。同級生ママたちのなかでも、彼女の熱心さは評判でしたよ」(ママ友)

12時過ぎに卒業式が終わると、彼女はそのまま学校敷地内に隣接するホールに向かった。長女と謝恩会に出席するようだ。長男(9)を連れて会場を出てきた夫の江口は、「アイツ(長女)泣きそうだったな」と楽しそうに長男と話をしながら帰っていった——。

森高は、今年でデビュー25周年を迎える。’99年に江口と結婚し、1男1女に恵まれた彼女は、自身の仕事をセーブし家族を支えてきた。

「今後も家庭最優先は変わらないみたいです。いつも彼女に会うと、『子育てと家事に追われる毎日がとても充実している』と言ってますし。ここ最近は家族旅行に行く機会も作れていると喜んでいました。でも、今月下旬にご主人の江口さんがNHKで初司会を務めることが決まると、『また私も頑張らなきゃ』と張り切っていましたよ」(同級生ママ)

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