テニス日本男子の錦織圭(22)が日清食品ホールディングスと3年間の所属契約を締結し、4月4日、都内で記者発表を行った。
プロ転向翌年の2008年9月から日清食品のバックアップを受けており、契約内容を強くした。今後は五輪以外の大会や公開練習で同社のロゴ入りウエアを着用する。
錦織は「日清はカップ麺で世界に革命を起こしていて、とても尊敬でき、スポンサーになってくれるのは光栄なこと。これからのテニス人生において、新たな力強い一歩が踏み出せると思っています。」と、意気込んだ。これに対して、同社の安藤宏基社長(64)は「五輪で優勝したら『圭ヌードル』をつくろう」と提案。「カップヌードルでは、シーフードとカレーが大好き」という錦織も早速「カロリー少なめなアスリート風味で」とお願いしていた。
錦織は1月の全豪オープンで8強入りを果たし、3月19日付の世界ランキングで日本男子歴代最高の16位をマークした。錦織は「ランクが上がり、ほかの選手に研究されているという実感がある。今のランキングをキープできるよう頑張っていきたい。全仏オープンはベスト8以上を狙っていきたい」と決意を語った。(撮影:桑原靖)