「(シウォンの)母も父も、報道で初めて知ったそうです。もちろん私も初耳でした。母は一人暮らしで、祖母も入院中。シウォンは母を心配させまいと、自分が抱えている悩みを一切、話さないんですよ」

そう本誌に明かすのは、リュ・シウォン(39)の叔母(シウォンの母の妹)、キム・ミニョンさん。電撃結婚から1年半の3月22日、シウォンの妻(31)が、ソウル家庭裁判所に離婚調停を申請した。

妻は1歳の愛娘の養育権を主張。《30億ウォン(約2億1千400万円)の自宅高級マンションの一部を仮差し押え申請した》と伝える韓国の報道もある。妻は愛娘を連れ実家に帰ったままで、離婚調停の原因は明らかにされていない。ミニョンさんはこう続ける。

「今年1月にも親族が集まって娘の1歳の誕生日を盛大に祝ったばかり。『かわいい、かわいい』と娘を溺愛するシウォンの姿を見て『結婚は遅かったけど、すっかり幸せに浸ってるわ』と皆で話していたのに…」

その日、妻の様子もいたって普通だったとミニョンさんは話す。「彼女は夫を立てる貞淑な性格。私たちとの話題の中心はいつも娘だったんですが、結婚生活に不満があるようには見えませんでした。私が経営する食堂に、家族3人で来たときも、幸せそうでしたよ」

シウォンの母は、離婚報道を見た兄からの電話で破局危機を知らされたという。その電話で兄に「最近、シウォンが沈んで見えたの。だけど、まさかこんな深刻な事態になっていたなんて」と漏らしていたそうだ。リュ家は朝鮮王朝時代の貴族階級・両班の家系。高貴な伝統が、妻の重荷だったのではという見方もあるようだが……。

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