「大阪府在住の46歳の夫婦らが生活保護費を不正受給したとして逮捕されました。実はその夫婦が、9歳になる孫が行方不明になっていたことで注目を集めていた人物だったんです」(地元紙記者)

4月12日、大阪府富田林市に住民票を置く男児(9)の安否が、乳幼児のころから確認できていないことが明らかになった。警察は事件を視野に捜査を進めているという。

両親は男児が生まれてまもなく離婚。母親は「父方の祖母に引き取られた」と説明したが、住民票は父方の曾祖母と生活していることになっていた。が、その曾祖母は「子供の父親から養護施設に預けたと聞いた」と説明。施設への入所は確認できず、「引き取った」とされる祖母も行方は「知らない」という。一家全員が口を閉ざす男児の行方。どこへ行ってしまったのか——。

曾祖父が経営しているという市内の飲食店を訪れると、曾祖母と思われる女性が出てきて「ウチは関係ない、帰れ、警察呼ぶぞ!」と叫び、記者は追い出された。近所の住人によると、曾祖父は「ケンカ早いことで有名」とのこと。そして男児の祖父にはさらに仰天の過去が……。

「学年1のワルやった。中学のとき女の子を妊娠させて、高校生にして父親になってな。中退して土建会社を始めたけど、短気でケンカ早い性格やろ。部下が気に食わん言うて、首から上だけ出して”生き埋め”にしよった。それで逮捕されて刑務所入ってた」(実家近くの住人)

祖父といってもまだ46歳。警察はこの祖父が何らかの情報を持っていると見ているという。男児はこの春で小学4年になっていたはずなのだが……。

関連カテゴリー:
関連タグ: