5月24日、都内で、子供のための映画祭『キンダー・フィルム・フェスティバル』の記者発表会が行われ、実行委員長の戸田恵子(54)、広報大使の中山秀征(44)内田恭子(35)らが出席した。

同映画祭は、子どもたちの夢を育む映画祭として、ベルリン国際映画祭児童映画部門の協力を得て1992年にスタート。20周年を迎えた今年は、東京・調布市グリーンホールで5日間開催される。

日本の子供に対する映画環境について、戸田は「日本はまだまだ遅れていることに気づかされました。アニメ映画は豊富だけれど、子供のための実写映画が少ない。まずは『子供のための映画祭』の大切さをたくさんの方に知ってほしい」と熱く語った。さらに「被災地にも行って、無料で見てもらいたい。常に持って行ける作品は準備しています」と被災地での上映に意欲をみせた。

また、同映画祭は、上映作品の吹き替えを生で行う。初めて吹き替えを行った中山は「これほど嫌な汗をかいたことはありません。隠し芸がなくなった昨今、こんなに練習したことはないというぐらい練習しました」と語り、「今日は何点?」と尋ねられると、「リハーサルの1回目を見てほしかった」と答え、笑いを誘った。(撮影:小山伸正)

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