みのもんた(67)の妻として、スタイリストとして、ものを支え続けていた御法川靖子さんが、5月22日に逝去。2日後の24日に行われた会見で、みのは30分以上にわたり、66歳の早すぎる死を悼んだ。
みのは‘89年から出演した『午後は〇〇おもいッきりテレビ』でブレイクし、人気司会者として地位を固めた。レギュラー番組も増え、朝から夜まで出ずっぱりになった彼の活躍を支えていたのは、靖子さんだった。みのは酔うと、親しい友人には次のように話していたという。
「どんなに夜遅く帰っても、温かいごはんを食べさせてくれる。僕は朝3時に起きるけれど、彼女も毎日一緒に起きてくれて、衣装を整えてくれる。彼女がいたから、いまの僕があるんだ……」
夫の仕事相手に、お礼状を書くのも靖子さんの仕事だった。
《10日余りの入院生活、多くの方々にミノが生かされていることを深く感じました。(中略)おやさしいおたよりをありがとうございます。〇〇さんのサポート、私共にとっては心強くありがたいものです。今後とも どうぞよろしくおねがい致します とりいそぎ 御法川靖子》
これは、みのが入院した際に、仕事関係者に靖子さんが送ったものだ。お礼状のはがきを受け取った仕事関係者はこう語る。
「靖子さんは筆まめでこのような手紙を何度ももらいました。みのさんのレギュラー番組がどんどん増えていったのは、仕事相手への靖子さんのこまやかな心遣いとフォローがあったから。本当にいいコンビでした」