5月末の夕方、都内の公園で子連れの母親たちが集るなか、異彩を放つパパがいた。
本木雅弘(46)だ。ラフなブルーのシャツにサングラス姿の本木は、顎ヒゲをたくわえ、二男(2)と散歩をしていた。
本木は3児の父。妻・内田也哉子(36)との間にもうけた長男(14)、長女(12)はすでに中学生に。「10年ぶりとなる第3子誕生に『自分にとって思わぬギフト。何か深い意味があるはず』と心から喜んでいました」(仕事関係者)
長女・伽羅は昨夏、映画『奇跡』で本格的に芸能界デビューしたが、本木は最近のインタビューでこう語っている。「私としては、もともと反対だったんです。でも子どもたちに自分と同じ職業を選んでくれとは思わないし、自分で納得するものに噛みついていってほしい」(『週刊文春』12年1月5日号より)
“自分のような男とは結婚しない方がいい”が口癖という彼だが、家事のサポートには積極的だそう。「特別上手じゃないけど、困らない程度に(家事が)ひと通りできないと不安でしょうがない」(同誌より)と“イクメン宣言”をしていた。
この日、本木は二男をベビーカーに乗せ、帰路へ。自宅の近くまでくると二男はベビーカーから降り、歩き始めた。本木は約100mの距離を息子の歩調に合わせ、ゆっくりゆっくり歩いていった――。