「最近、以前に比べて体重が7キロも増えてしまって……。ベルトの上にお腹の肉がのっかって恥ずかしいんですよ」
6月10日、『大阪維新の会』市議の後援会総会でこう語り、会場の笑いを誘った橋下徹大阪市長(42)。だが、周囲からは心配の声が上がっている。
「4年半前、府知事になったころはあごの線もシャープでした。しかし知事を辞任し市長選に出たころは、頬も膨らみお腹にもたっぷり肉が付いていた。府知事時代に10キロは太っているはずです。さらに今回、市長が『7キロ太った』と語ったのは昨年12月の市長就任から半年の間の話でしょう。ここ最近、明らかに顔もパンパンになりましたからね」(市政担当記者)
だとすれば、府知事になってからの4年半で17キロも激太りしたことになる。いったい何が原因なのか? 別の地元紙記者はこう続ける。
「市長職だけでなく、大阪維新の会の代表も務めていますからね。仕事量が格段に増え、ジムに通う時間もなくなった。そのうえ、5月31日に原発再稼働を事実上容認する発言をしたことで、支持率が激減。市役所周辺でデモが多発するなど、苦境に立たされています。それも大きなストレスになっているようです」
食事だけでも典子夫人の手料理を食べて健康管理したいところだが、多忙のため朝食を家で食べることすら難しいようだ。さらに、深夜4時頃まで仕事の指示メールを出すなど、一日の睡眠時間はおそらく3時間前後とみられる。運動不足や朝食抜きの外食生活。そして慢性的な寝不足……。そんな不摂生な生活について、肥満外来を設けている『松本クリニック』の松本浩彦院長は警鐘を鳴らす。
「鶏のブロイラーと同じような環境ですね。ブロイラーは3カ月で急激に太らせて出荷するために、箱の中へ動けないほど押し込め、高カロリーな餌をたらふく食べさせる。そして24時間電灯をつけて眠らせないようにします。睡眠中は食事をしないですし、意外と基礎代謝によるカロリーを消費している。だから、睡眠時間を削ると太るんです。そうした無理な生活は、体に支障を来す可能性が高いです」
橋下市長、くれぐれもご注意を。