7月16日、都内で、アニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』の舞台挨拶が行われ、女優の宮崎あおい(26)が出席した。

同作は、主人公の花が『おおかみおとこ』と出会い、結婚、出産、子育てを通じて成長する姿と、その子ども『おおかみこども』の雪と雨が自立するまでを描くストーリー。宮崎は花の声を担当した。

この日行われたイベントは、映画上映後に行われ、現役医師として働きながら自身も2児の母親であるシンガーのアン・サリー(39)が、主題歌『おかあさんの唄』を熱唱。それを聴いた宮崎は「すいません。今ちょっと泣いちゃって…。何か本当にすごく好きな曲だったので、生で聴けたのがうれしかったですし、色んなことが…」と言葉を詰まらせた宮崎は、一瞬、客席に背を向けた後「いとおしいなと思って聞いていました」と目を潤ませながら話した。

母親との思い出を聞かれた宮崎は「アンテナがすごい。子どもの危険を察知するアンテナとか、子どもが悲しんでいることを分かってあげるアンテナとか。子育てってすごいことだし、大変なことだと思う。毎日毎日が忘れちゃいけない奇跡なんだなと思いました」と語った。(撮影:鈴木鍵一)

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