27日、都内で、2013年1月スタートのNHKの連続ドラマ『いつか陽のあたる場所で』の取材会が行われ、主演の上戸彩(26)と飯島直子(44)が出席した。
同作は、罪を犯して服役した2人の女性が、下町・谷中で力を合わせて生きていく姿を描く。上戸は大学生の時にホストに貢ぐため昏睡強盗で懲役7年の実刑判決を受けた芭子を、飯島はDVの夫から1人息子を守るために殺人を犯した綾香を演じる。
飯島が「お茶の間のアイドルの彩ちゃんと一緒にできて本当に光栄です」と話すと、前科持ち女性を演じる上戸は「私ってなぜかお茶の間のアイドルみたいなイメージがあるようなので、それを覆す役をいつもやりたいって思ってるんです」とキッパリ。女優として「明るい役よりも何かを抱えている役の方が演じていて深みがあって面白い」と新境地へ意欲を見せた。
元々バラエティ番組で共演経験があるという2人。今回の撮影でご飯を食べにいく仲になったといい「明るいしサバサバしてて、本当に姉御って感じ。直子さんのおかげでまんまと白ワインにハマってます」と明かし、笑いを誘った。(撮影:高田太郎)