3日、都内で、スマートフォン向け放送局『NOTTV』のドラマ『係長 青島俊作2 事件はまたまた取り調べ室で起きている!』の完成記念試写会が行われ、俳優の織田裕二(44)が登場した。
同作は、9月7日公開のシリーズ完結作、劇場版『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』に先立ち放送される、劇中2ヶ月前の出来事に焦点を当てたサイドストーリー。映画のクランクアップ後に本作の撮影が行われたこともあり、これが事実上『最後の収録』となった。
すべての撮影を終えた時、歴代の監督をはじめ、これまでシリーズに携わってきたすべてスタッフが勢ぞろいし、クランクアップを祝ってくれたと話す織田は「涙は出さないですけど、心でダーッて出してました。みんながこの作品にすごい愛情を持っていたというのが伝わってきた。乾杯の後もずっと粘って、昔話に花を咲かせました」と『ラスト』を振り返った。
また、織田にとって「『踊る』シリーズとは?」と質問されると「『部活』のようでしたね。もう、あの部活感が味わえないと思うと寂しい。15年間続いたことによって、お客さんと一体感を得られた。一緒に育ててもらった、そんな15年間だったと思います」と感謝の言葉を述べた。(撮影:小山伸正)