ロンドン五輪で3つもメダルを獲得し、一躍女子競泳界きってのヒロインとなった鈴木聡美選手(21)。”夏目雅子に激似”と芸能界からも注目が集まっている彼女だが……。
「実は、聡美を生む前に、切迫流産しかかったんです」と語るのは、お母さんの鈴木裕子さん(51)。しかし、誕生後は驚くほど元気に育ったという。4歳から水泳を始め、やがて大学は故郷・福岡県遠賀町から遠く離れた、山梨学院大学に進学。
「寮で自炊をしていたのですが、たくさん食べないと、練習についていけないと思ったらしく、体重が増えてしまって落ちないんです。オリンピックを目指すためには減量が必要になって、昨年秋ごろから毎月1周間ほど、娘のところに滞在して、料理を作り置きしました」(裕子さん)
メニューは、煮物や野菜スープ、キノコソテーなど。寮に行けないときは、冷凍したキンピラやおひたしを送ったりしたという。また、「キノコをたくさん使うといいよ」とか「パスタは、半分を糸こんにゃくにして、かさ増しするといいよ」とか色々とアドバイスもしたそうだ。裕子さんはこう続ける。
「初めは娘も『お腹がすいて練習できん!』と、怒っていましたけど、だんだん納得してくれるようになりました。体重が落ち、体が絞れてくると、泳ぎの感覚もよくなってくることが体感できるようになったみたいですね。”夏目雅子さん似”ですか? 娘は全然似ていませんよ。本人が勘違いしますから、やめてほしいです……」