22日、東京・赤坂のTBSで、コント日本一を決める『キングオブコント2012』の決勝戦が行われ、結成16年目のコンビ『バイきんぐ』が優勝し、第5回王者に輝いた。
 
2971組の中から残った8組で競った決勝1回目は『卒業生』ネタ、2回目は『帰省』ネタを披露して優勝。それぞれ10点の持ち点を持つ100人の芸人審査員の採点で、1本目967点、2本目974点、合計1941点という歴代最高点を叩き出した。

優勝決定直後にTBS内で行われた優勝記者会見に泣きながら登場した小峠は「何事にも変えられないくらい嬉しい」と涙を浮かべ、相方の西村瑞樹も「まだちょっと実感が湧かないフワフワした感じ」と喜びを語った。

現在もアルバイトで生計を立てている2人。西村は深夜のコールセンター、小峠は害虫駆除。この日、朝6時まで害虫駆除のアルバイトをしてから本番に臨んだと明かした小峠は「これで週5から週2に減らせる。最近、時給を50円上げてもらった」と笑わせた。賞金1000万円の使い道について小峠は「8年ぶりに単車を買いたい」、西村は「オトナのらんちき騒ぎをしたい」と目を輝かせながら話していた。(撮影:鈴木鍵一)

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