5日スタートの昼ドラ『幸せの時間』(フジテレビ系)で9年ぶりの連ドラ主演を果たした田中美奈子(45)。07年に俳優の岡田太郎(38)と結婚し、08年には長女(4)、翌年には長男(2)にも恵まれた。40歳、42歳の高齢出産だった。
「計画的なことや不妊治療などはありませんでした。自然と一姫二太郎に恵まれて。年齢的なリスクは心配しましたが、最終的には全部、克服できて健康に生まれました。2人目は、1年検診で妊娠がわかりました。長女を出産する前に筋腫があったのでその検査をしたら、筋腫は消えていて妊娠していたんです。すごく嬉しかったですね」
今回の仕事復帰に当たり、一家で岡田の実家に引っ越した。夫はいま流行りのイクメンで、彼や彼の両親がサポートしてくれているという。だが、独身時代とは勝手が違うことも多いようだ。
「何より子ども優先になりましたね。セリフを覚える時間をどこで作るかがすごく大変です。独身時代はお風呂のなかで覚えていましたが、今、そこは子どもたちとのコミュニケーションの時間。だから、子どもたちが寝てから外が明るくなるまでセリフを覚え、それからちょっとだけ寝てスタジオへ行っています」
子どもたちには『3カ月だけ待っててね』と話した田中。仕事後は、夫に必ず『子どもたちをありがとう』と感謝のメールを送っているという。そんな仲良し両親の背中を見て、子どもたちは素直に育っているようだ。長女はすでにダンスと日舞を習っている。
「上の子は手伝うのが大好きなので、野菜を切らせたりさせています。過保護にしすぎず、できることはやらせますよ。何ごとも経験しないとわからないから。スケートもやってみたいというので、撮影が終わったら体験しに行くんです。あ、ピアノも!」
お母さんの顔になった。
「本当はもう一人欲しいですが、さすがにもう育てる体力がないかな(笑)。いつも子どもたちには『ママはね、もうおばあちゃんなんだよ。いつ死んじゃうかわからないんだよ。だから、姉弟仲良く助け合ってね』と言っています。だから何があっても、お互いにかばい合ってくれています。姉弟愛が育っているのを見ると嬉しいですね。あとは挨拶ができて健康でいてくれれば、それで十分。娘には将来、女医さんになってほしいですけど(笑)」