今季限りでの引退を決意した鳩山由紀夫元首相(65)。妻の幸さん(69)も、相次ぐ離党者には、心を痛めているという。
「幸さんの『裏切られてばっかりであなたの言う友愛ってなんだったの』という言葉が、鳩山元首相の心に響いたそうです。家族ぐるみの付き合いだった小沢鋭仁前議員や松野頼久前議員にまで裏切られ、離党されたことが、許せなかったんでしょう」(民主党関係者)
今回の総選挙では、民主党は議席半減以下と予想されている。そんななか、鳩山元首相が引退を決意したウラには、幸さんの「諫言」があった。
「苦戦が予想されるなかでも、鳩山元首相は出馬にこだわっていました。なんとしても出馬を止めたい幸さんは夫に『もう議員を辞めてもいいんじゃない。元首相の肩書があるんだから、選挙に出なくてもやりたいことができるじゃない』とアドバイスしたそうです」(前出・民主党関係者)
働かなくても食べていける資産家である鳩山夫妻が、元首相と言う立場で活動することで、日本国民のためになることは何かあるのだろうか。
「党の縛りがはずれて糸の切れた凧のように、鳩山前首相が勝手にいろんなところに顔を出されると、もっと困るんですがね……」(前出・民主党関係者)