「きゃりーぱみゅぱみゅ(19)は『一発屋で終わる』という意見も多く、正直ここまでブレイクするとは思いませんでした」

そう語るのは、大手広告代理店関係者だ。

今回、大手広告代理店が作成したCMギャラリストを独占入手。リストには、話題の有名人たちの2012年と今年の上半期のCM契約基準価格が並んでいる。

価格は実際に有名人側に渡る額ではなく、あくまで広告代理店がクライアントと交渉する際に基準として用いるもの。しかし、そこには彼らの人気の変化が如実に現れていた。

まず冒頭のように、きゃりーぱみゅぱみゅの台頭がこの1年の特徴だという。

「2012年は彼女のための年だったと言っても過言ではありません。昨年は1クール(3カ月)契約で上限1千万円でしたが、今年は年間契約で上限3千万円と、3倍に跳ね上がっています。まさに大躍進です」

価格も、2012年は1クール300万円~1000万円だったのに対して、2013年は年間契約で2500万円~3000万円と表示されている。すぐに変えることができる1クール契約ではなくなったことに、彼女の人気が現れていると前出の広告代理店関係者は続ける。その要因は何なのだろうか。

「テレビ露出が増えたことが大きいですね。それにより、広い世代に認知されたことが勝因のひとつでしょう」

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