2013年、どんな若手女優がブレイクするのか!?「おたく」の生みの親で作家、美少女評論家の中森明夫さんにネクスト・ブレイク必至という5人を選んでもらった。
第1位は能年玲奈(19)。’10年の映画『告白』で女優デビューした。’12年は『カルピスウォーター』のCMキャラクターに。「あの笑顔は鮮烈でした。彼女の強みは同性から嫌われない外見。まだ学園ドラマでもいけます!」(中森さん)
第2位が橋本愛(16)。’12年は『貞子3D』など8本の映画に出演。第3位の二階堂ふみ(18)は’07年に女優デビュー。NHK大河ドラマ『平清盛』にも出演していた。第4位は’12年、話題のドラマ『結婚しない』(フジテレビ系)に出演した三吉彩花(16)。第5位には、’11年の映画『阪急電車 片道15分の奇跡』に出演した有村架純(19)、というラインアップだ。
この5人の共通点は……「同性に愛される」が人気のカギと言えそう。中森さんは言う。
「今回、選出した若手女優のほとんどが、雑誌『ニコラ』や『セブンティーン』などのモデル出身。ローティーンのころから女のコたちの憧れの存在であった彼女たちは、女優に転身後、主に映画で頭角を現した。中でも『告白』(’10年公開)には能年玲奈、橋本愛、三吉彩花が出演しています」
これは約10年前、宮崎あおいや蒼井優が映画で脚光を浴び、その後’04年公開の『スウィングガールズ』で上野樹里や貫地谷しほりら、若手演技派女優が輩出されたときと同じ潮流だという。
「まさにポスト宮崎、蒼井となるべく新時代の女優たちが今、誕生しているのを感じます。’13年は能年、橋本、有村が出演する『あまちゃん』(4月スタートのNHK朝ドラ)を皮切りに、いよいよドラマ界での快進撃が始まるでしょう」(中森さん)