好スタートを切ったNHK大河ドラマ『八重の桜』。頑固で負けず嫌いな主役の八重を演じるのは綾瀬はるか(27)。本誌は撮影現場の彼女に密着した。
早朝から始まった栃木県での撮影は、第5話分(2月3日放送)。凍えるほどの寒さにもかかわらず、綾瀬ははだしのシーンを弱音ひとつ吐かず演じ切る。崖から飛び降りる場面も軽やかにこなし、抜群の運動神経も見せつけた。待ち時間には、子役を抱きしめてみたり、共演者と談笑してみたりと和やかな雰囲気だった。
数日後、スタジオでの第6話(2月10日放送)のなぎなた稽古シーンの撮影。記者の顔を見るなり「よくきらったなし!(よく来ましたね)」と綾瀬から会津弁で挨拶が!
「なぎなたの特訓は、1日2時間、10日間ほどやりました。部活に参加してるみたいで楽しかったです」
そう話す彼女だけあって、この日は市川実日子(34)、芦名星(29)らと白熱の”なぎなた対戦”を繰り広げていた。「体を動かすのが大好き」な彼女は、時代劇の所作も2回やった時点で、先生に「素質がある」と褒められたそうだ。
「1年間ひとつの役を演じるのは、本当にすごいことなんだなってあらためて感じています」と大河の主役という立場をかみしめつつも、現場での綾瀬は元気いっぱいで、終始、笑みが絶えなかった。