2月19日、都内で行われた「BIGな開幕戦 BIGマンvsボヤいてばっかりマン」のCM発表会に、『BIGマン』ことタレントの高田純次(66)と新キャラクター『ボヤいてばっかりマン』の野球解説者・野村克也氏(77)が登場した。
最高で6億円が当たるスポーツ振興くじ『BIG』。その新CMでは、野村氏がいつもぼやいてばかりいる『ボヤいてばっかりマン』に扮し、「当たりませんよ、そんなもの」、「夢も希望もないでしょ」などといつもボヤいてばかりいる怪人役に選ばれ、「CMには縁のない人間なのに、なんで私なんかが選ばれたの?」とここでもボヤキを続けた。
そんな野村氏が、今WBCに湧く野球界について質問されると、「実は、第一回目のWBCの監督選択会議で、ほぼ私が監督をやるような空気だったんですよ。でもコミッショナーが気に入らなかったみたいで、私がトイレに行っている間に王さんが選ばれてたんです」と、強烈なボヤキに会場は騒然とした。野球通の高田純次もこの大胆発言には目を丸くしてビックリの様子だった。
野村氏は「ふだんはくじなんて買わない。ドラフトもいいくじを引いたことがない」とボヤいたが、「でも今回は買ってみようかな。まずは買わなきゃ当たらないしね」と笑顔に。
もし6億円が当たったらどうしたいか、という質問に”平成の適当男”高田は、「タンメン屋をやろうと思ってます。薄味だから当たり外れないと思って」と夢を語ると、野村は「球団でも買いますか」とニヤリ。
すかさず記者から、「30億円くらいはかかりますよ」と突っ込まれると、「じゃあ5回当たればいいんですよ」と高田の適当なフォローが入り、会場を沸かせた。
(撮影/高田崇平)