「ご近所の方々が何かと助けてくれています。子供の同級生のお母さんがキャベツを10玉くれたり、目の前で野菜を分けてくれたりしてくれるんです。子供たちも学校で友達ができて、転校初日から『遊びに行ってくる!』と家を飛び出していきました(笑)」と語るのは、ビッグダディこと林下清志さん(48)の前妻・林下美奈子さん(30)だ。

5月1日に初の著書『ハダカの美奈子』(講談社刊)を出版。さらに写真週刊誌『FRIDAY』5月10・17日合併号では“セミヌード”を披露し話題を呼んだ彼女は、11日に初の著書『ハダカの美奈子』(講談社刊)の発売記念イベントを行った。現在、彼女は宮崎県日南市で6人の子供たちとシングルマザーとしての再出発を歩き始めている。

だが、居酒屋で始めていた時給750円のアルバイトは辞めることになったという。「本当は昼間の仕事をしたいのですが、近くに保育園がなくて預けられなかったんです。それで子供にご飯を作ってお風呂にも入れてから夜にアルバイトをしていたのですが、『夜に家を空けて子供だけにするのは不用心だ』という電話が市役所にあったそうです。幸い隣町の保育園に5月から入れるようになったので、昼の仕事を探そうと思い居酒屋は辞めました」

家賃3万円を含めて1カ月の生活費は10万円ほど。今はこれまでの蓄えと母子手当てで食いつないでいるという。だが、まだ次の仕事は決まっていないようだ。「だから正直、お金には常に困っていますね。ただ隣町の保育園まで8キロくらいあって車が必要なので、『FRIDAY』のグラビア出演料が入ったら買う予定です。金額ですか?中古の軽自動車が買えるくらい。私にとってはすごい額ですよ!すでに代車も用意してくれているんです」

著書の売れ行きは20万部突破した。著者印税は2千万円以上になりそうだが、彼女は密かに決意していることがあるという。「お金が入っても極力使いません。子供たちの今後の学費のために、大事にとっておきます。6人が成人するまでかなりお金がかかりますから、出版社に預かってもらおうと思っています」

一番下の連々ちゃんはダディとの間にできた子だが、慰謝料や養育費はもらったのだろうか。「全くないです(笑)。『各自、頑張りましょう』みたいな感じです。お互い子供が多いし、向こうは子供も大きいから学費などお金もかかりますし。でもお互い困ったときは連絡を取り合います。向こうから『授業料が足りない』と言われれば私も貸すし、私が『食費が足りない』と言えば向こうも助けると言ってくれる。持ちつ持たれつの関係です」

離れていても、大家族の絆は健在のようだ。

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