来年12月末で引退することを表明している清水アキラさん(59)と、イケメンの三男・良太郎さん(25)。親子競演が話題のものまねディナーショーに密着取材。ショーは10月28日、旭川グランドホテルで行われた。
当日、2人は13時にホテル到着。手早く昼食をすます。18時、リハーサルを終えて開場。お客さんが席に着いたところから料理が運ばれていく。コンビネーション料理という、ターンテーブルの上に大皿料理をのせて取り分けていく方式だ。
「ディナーショーは、12月だと特にホテルの看板にもなる。自分たちも力を入れています。毎日のようにショーがあるので、日々、気合いを入れ直しています」(アキラさん)
そんな清水親子にディナーショーの醍醐味についてたずねた。
「お客さんとの距離が近くて、会話ができること。食器の音や話し声まで聞こえてくる」(良太郎さん)
「目の前で笑ってくれますから、最高。ついつい張り切っちゃいます。だけど料理が出ますから、ホコリがたたないようにバタバタするネタは避けています(笑)。ステージに上がるのは、デザートやコーヒーが出てから。豪華な食事にはどんな芸でもなかなか勝てないからね(笑)」(アキラさん)
広い会場には、350人のお客さんが12人ずつ丸テーブルを囲んで食事をしていた。19時30分、NHK朝ドラ『あまちゃん』のBGMで良太郎さんが登場し歌を披露。さらにアキラさんが登場すると、会場は笑いの渦につつまれた。
あと1年で親子競演は見られなくなる。至近距離で貴重な競演を堪能し、ファンも大満足。終了後、お客さんはディナーショー特別価格でホテルに泊まることも可能。清水親子もこの夜はホテルで過ごしたが、すぐに新幹線に乗って次の会場へ向かうことも珍しくないという。